2024年 〜総合チャート〜
2024年のあれやこれやをチャート形式で今年もドロップ
- YEOYU & SEOLBIN「COMEDY」
- Still House Plants「If I Don’t Make It, I Love U」
- ヨルゴス・ランティモス「哀れなるものたち」
- 柴田聡子「Your Favorite Things」
- Kim Gordon「The Collective」
- bike boy trioライブ at Forestlimit 「yamanohi.club 2024」
- 坂本慎太郎ライブ at 神奈川県立音楽堂「Devendra Banhart ・ Gyan Riley ・ Noah Georgeson Japan Tour 2024 with 坂本慎太郎」
- Danpyunsun and the Moments Ensemble「Hail to the Music」
- JAY GLASS DUBS「RESURGENCE」
- 新田桃子
【1】YEOYU & SEOLBIN「COMEDY」
これまであまり聴いてこなかった韓国のインディーフォークやSSWものの中で出色の1曲が2024年のベストに。
中島みゆきと不屈の民感をグイグイ感じる。
【2】Still House Plants「If I Don’t Make It, I Love U」
ボーカル、ギター、ドラムのシンプルなロックバンド編成で、こんなに変な音楽になるのがただただスゴい。2024年最大の発見。音楽はまだまだ自由だ。
【3】ヨルゴス・ランティモス「哀れなるものたち」
賛否両論あるようですが個人的には強烈にランティモス印な映画体験として圧倒的でした。
アラスター・グレイの原作も読みましたが、作品としては原作の方がまとまっているかも。

以下Threadsでの対話から引用。
オレも「哀れなるものたち」フェミ映画だと思わなかったんだよなー。ランティモスの他の映画が割と男性視点だったからかも知れない。そういうバランス感覚でつくってねぇな、っていう。
ランティモスの他の映画で割と男性、女性に限らず性的なもの(マスターベーションとか)がギャグっぽく使われていたので、序盤から性描写は真面目に見てなかったんですよね。
それよりもあのダンスのシーンとか、哲学とか貧困に出会ったりとかっていう描写の方が良いなと思いまして。
自殺って近代的自我の象徴だと思っていて、自殺した女性が自然的な存在として生まれ直し、生き直して人としてまた近代的自我を獲得する様な話に見えました。
なので、女性の解放とかってよりも人類史というか文明化、近代化の歴史をなぞっているのかなと感じた次第です。
(フェミニズムもそのひとつではありますが)
ただあの映画単体で見た時に、女性の解放とか性的抑圧、搾取の克服とか、成長物語だと感じてそれにエンパワーされるのも全然理解できますし、逆にそこが上手くいってないのでは?という意見もあるだろうな、とは思います。
【4】柴田聡子「Your Favorite Things」
【5】Kim Gordon「The Collective」
【10】新田桃子
ももってぃ!

【11】石井孝明くん(16歳)
