「ダークナイト」見てきた@川崎シネチッタ

バットマンシリーズは、マイケルキートンの一番最初から全部劇場で見てるという意地のみで、休日出勤のワイフを尻目に今回も見に行ってきました。
ヒーローものとは思えないほど、長くて重くて暴力的な内容で素晴らしかった。この作品が遺作だという(ブロークバックマウンテンは見てない)ヒースレジャーのジョーカーは、劇画的な所は一つもなく、(変な言い方だけど)リアルな生身の狂気を演じていて、その一つの狂気がいかに人々にカオスをもたらすか、という一点を徹底的に暴力と重い心理描写で描いていて、正直見終わってゲッソリしたけど、とても良かった。
これはパンクムービーだって気がした。
勧善懲悪のカタルシスは皆無だし、ヒーローものとして子供にも見せらんないし、誰が見るのか分かんないから、きっとヒットしなそうなのが悲しい。。。