「エターナル・サンシャイン」見てきた@新宿ピカデリー

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多分彼女が記憶を消したのは、彼を愛するが故に、彼を愛する彼女が自分の状況とそれを取りまく環境から抜け出たいという衝動を実現するための手段だったのだろう、と誰もが考えるであろうけれども、それは「彼女」個人の(いささか大袈裟に言うのならば)エゴであって、そこには置き去りにされる「彼」が存在する事を忘れないで欲しい。「愛」は他者との関係の中に存在し、「幸せ」とは自分の内に存在するのです。その発見のプロセスとして見ると優れた映画ではないかと。
というここまでの流れはどうでも良くて、最高!ジムキャリー最高。あのモサっとした感じがなんとも言えず素晴らしい。プラス、凝ったプロットといい、映像の妙味といい、オチも良かったし、素晴らしかったです。スパイダーマンの女の子のサブストーリーが効いていた。