「空白」見た

𠮷田恵輔 監督。

徹底してディスコミュニケーションを描いていて登場人物誰ひとり噛み合っていないのに、終盤に表面的な「理解」みたいなものを掬い取ってクライマックスとするのってどうなんだろう。
絵を描いたり娘の読んでいた漫画を読んだり「弁当うまかったっす」って言われたり、ってそこまで登場人物が体験してきた「絶望」からすると如何にも表面的すぎて救いとして成立していないのでわ。

とか思いました。