2008年 〜本〜

相変わらず偏りのある読書歴。

  1. 佐野眞一「阿片王 - 満州の夜と霧」
    • 謎めいた里見甫の人生に迫る渾身の一冊。甘粕正彦の方はまだ未読。
  2. 古川日出男「ベルカ、吠えないのか?」
    • 力作。これを書くのはきっと大変だったろう。
  3. デビットカッツ「People Funny Boy:The genius of Lee Scratch Perry」
    • 希代のレゲエ評論家が書く、リーペリーの伝記本。
  4. コーマック・マッカーシー「血と暴力の国」
    • 映画「ノーカントリー」の原作本。映画と合わせるとその言いたい所がより分かります。
  5. 関川夏央「昭和時代回想」
    • 素晴らしき美文家のエッセイ集。世代は全然違うのに感じ入る所多々。