2021年 〜総合チャート〜
暮れの元気なご挨拶
- BABYMETAL『10 BABYMETAL BUDOKAN』DOOMSDAY -IV(2/17) -VI(2/20) - VIII(3/16) - X(4/15) at 日本武道館
- Alejandro Franov「Opsigno」(VINYL)
- 「大豆田とわ子と3人の元夫」とSTUTS & 松たか子「Presence」
- John Coltrane「A Love Supreme Live In Seattle」(VINYL)
- 三宅乱丈「イムリ」
- キム・ギヨン「下女」
- 西川美和「すばらしき世界」
- Netflixオリジナルシリーズ「ワイルド・ワイルド・カントリー」
- 金延幸子「み空」(VINYL)
- 武田玲奈
- 糸原美波
- 本庄鈴
【1】BABYMETAL『10 BABYMETAL BUDOKAN』DOOMSDAY -IV(2/17) -VI(2/20) - VIII(3/16) - X(4/15) at 日本武道館
2021年上半期最大のトピックはBABYMETAL武道館10公演であり、下半期最大のトピックはLEGEND(ライブ活動)封印であることは間違いありません。10回中4公演参戦。それぞれに思い出がありますがベストは、FDTDの生声コーラスで「ヒッ……SU様……スゴい……」となったDOOMSDAY -IV(2/17)、冒頭のシンBMDからショーとしての完成度の極地を見せつけた圧巻の最終日DOOMSDAY - X(4/15)でしょうか。*1
感染対策のため無発声ライブでしたが、もうこんな間近でじっくり堪能することはできないんだろうなぁ……という想いと、それに続く封印の筋書きに一抹の寂しさも覚える43歳です。
【2】Alejandro Franov「Opsigno」(VINYL)
アルゼンチン音響派の一角アレハンドロ・フラノフの2004年作が凄すぎたのでLP再発盤を購入。他のアルバムも聴きましたが本作が圧倒的にポリリズミックかつコズミックな傑作。
【3】「大豆田とわ子と三人の元夫」と「Presence」(STUTS & 松たか子)
生活感のない中年男女の喪失と自己回復を描いた坂元裕二脚本によるドラマ本編も良かったのですが(通しで3回見た)、エンディングで流れるSTUTS&butajiによる主題歌の松さまの歌声で毎度落涙。ラッパー違いバージョン違いでワンウェイ8バージョン収録のアルバムをエンドレスループで聞き続けるテレワークの日々です。松さま天才説を再確認。
【4】John Coltrane「A Love Supreme Live In Seattle」(VINYL)
至上の愛の発掘音源と聞いて買わずにはいられなかった1枚。ドラムだけオンマイクなのでは……というバランスでエルヴィン・ジョーンズのドラムがうたいまくり。メンバーはマッコイ・タイナー(p)、ジミー・ギャリソン(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)、ファラオ・サンダース(ts, per)、カルロス・ワード(as)、ドナルド・ギャレット(b)
【6】キム・ギヨン「下女」
1960年の伝説的コリアンカルトムービー。噂通りのスーパーサイケデリックな快作っぷりに納得。
【7】西川美和「すばらしき世界」
佐木隆三原作。さすが西川美和。映画が上手い。劇中、役所広司が泣くタイミングで必ずこちらも泣くという驚異のシンクロ率。ほぼ同テーマの藤井道人「ヤクザと家族」が時代設定でリアルな重みを出そうとしていたことと較べると、やや寓話的に寄っていましたがそこも私は逆に良かったです。
【8】Netflixオリジナルシリーズ「ワイルド・ワイルド・カントリー」
ご多分に漏れずNetfilxオリジナル作品を見漁る日々で出色のドキュメンタリー。ラジニーシプーラムの興亡とそれにまつわる権力闘争とエゴイズムのぶつかり合い。オウム真理教の雛形のようにも、今も生き続けるニューアカ・ニューエイジへのレクイエムにも思える傑作。
【9】金延幸子「み空」(VINYL)
Seelie Courtのレアフォーク再発モノやサブスク含めて2021年色々触れたフォーク/SSW界隈の中で(一緒に括って良いのか分かりませんが)知ってるようで全然知らなかったこれがスゴかった。初期は西岡恭蔵とも活動を共にしていたとか。
【10】武田玲奈
最早新女王の貫禄すら感じさせる圧倒的存在感。主な接点はインスタグラムです。
【11】糸原美波
2021年度を代表するビッチ感(個人の感想です)に2022年も期待。主な接点はインスタグラムです。
【12】本庄鈴
新レジェンド誕生の予感。
その他2021年の諸々DEATH
【BABYMETAL】
- LIVE〜LEGEND 1999&1997 APOCALYPSE(VINYL)
- BABYMETAL ARISES - BEYOND THE MOON - LEGEND - M(VINYL)
- LEGEND - S - BAPTISM XX -(VINYL)
- LIVE〜LEGEND 1999&1997 APOCALYPSE(BD)
- 10 BABYMETAL BUDOKAN - FILM SCREENING(10/2)
- 『10 BABYMETAL BUDOKAN』 - THE ONE LIMITED EDITION -(BD)
【本】
【映画】
- タクシー運転手
- マイ・プライベート・アイダホ
- メランコリック
- へレディタリー 継承
- 隔たる世界の2人
- マンク
- もう終わりにしよう。
- なぜ君は総理大臣になれないのか
- 新世紀エヴァンゲリオン
- 新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 Air/まごころを、君に
- エヴァンゲリヲン新劇場版:序
- エヴァンゲリヲン新劇場版:破
- エヴァンゲリヲン新劇場版:Q
- シン・エヴァンゲリオン劇場版
- 孤狼の血
- オール・ユー・ニード・イズ・キル
- バスターのバラード
- コンテイジョン
- 新聞記者
- ヤクザと家族
- バビロン
- バクラウ 地図から消された村
- サーミの血
- 金子文子と朴烈
- アウトサイダー
- ドント・ルック・アップ
- ミナリ
【GORGE】
- Y.a.M.A「SPOON,KNIFE&FOLK」
- Y.a.M.A「Strobe」
- TEACHI「ISLAND GORGE 2」
- V.A.「0808 2021 Mountain Day v1.1」
- Y.a.M.A「Turbo」
- Y.a.M.A「Mutant」
- THE NOTWIST「Vertigo Days」
- R Vincenzo「EP」
- R Vincenzo「Furaipan Bugaku」
- Luis Perez「Ipan In Xiktli Metzli」(VINYL)
【音楽】
- LES MAMANS DU CONGO & RROBIN「LES MAMANS DU CONGO & RROBIN」
- アタウアルパ・ユパンキ
- Linda Perhacs「Parallelograms」
- Yo La Tengo「And Then Nothing Turned Itself Inside-Out」
- メルセデス・ソーサ
- Alfredo Zitarrosa
- Edu Lobo「Edu Canta Zumbi」
- GAL COSTA「GAL COSTA」
- Albert Ayler「Love Cry」
- Lon Moshe & Southern Freedom Arkestra「Love Is Where The Spirit Lies」
- クラーク内藤「ペン・剣・パン」
- Tom Waits「Rain Dogs」
- CARIOCA & DEVAS「MISTERIOS DA AMAZONIA」
- Albert Ayler「Spiritual Unity」
- KRUST「THE EDGE OF EVERYTHING」
- Almendra「Almendra」
- Otagiri「The Radiant」
- MiLLS「MiLLS MUSIC 0104」
- RIOW ARAI「SP-2021」
- 虹釜太郎「キバ象 ムルギー太鼓の夜」
- AKASIC ELEPHANT「AKASIC ELEPHANT KIBA AFTER」
- 虹釜太郎「不知火ルーツジャズ」
- 虹釜太郎「polar jazz」
- Mouse On Mars「AAI」
- Jonsi「Shiver」
- A. G. Cook「7G」
- NAGA「VOICE OF NAGA - RECORDED BY HIROSHI IGUCHI FROM 2016 TO 2019」
- 村上巨樹「刻まれた音楽とノイズ ーミャンマーのレコード事情」
- MAN YA PYI U TIN「ミュージック・オブ・バルマ バーチュオーゾ・オブ・バーミーズ・ギター」
- Anthony Moore「Out」
- Art Bears「Hopes & Fears」
- 橋本愛「木綿のハンカチーフ」
- Silly Wizard「Wild & Beautiful」
- ギターウルフ「チラノザウルス四畳半」
- Reggae Strings「Reggae Strings」
- CARLOS NINO & FRIENDS「FLUTES, ECHOES, IT'S ALL HAPPENING!」
- CARLOS NINO & FRIENDS「GOING HOME」
- HOLY MODAL ROUNDERS「INDIAN WAR WHOOP」
- ONGON(Antonio Bertoni)「Exuvia」
- Pharoah Sanders「Elevation」
- Floating Points, Pharoah Sanders & The London Symphony Orchestra「Promises」
- COMPUTER SOUP「OLDNEO」
- Pan Sonic「GRAVITONI」
- ヤプーズ「ダイヤルYを廻せ!」
- ヤプーズ「ダダダ イズム」
- JAIME ROOS「AQUELLO」
- 戸川純「玉姫様」
- クラーク内藤「ASONDE CLASS HITO」
- Célia「Sucessos em Dose Dupla」
- Iration Steppas「ORIGINAL DUB D.A.T.」
- Iration Steppas「Dubz From De Higher Regionz」
- Alpha & Omega「Watch & Pray」
- Loren Connors「Hell's Kitchen Park」
- Loren Connors「The Curse Of Midnight Mary」
- Islaja「ULUAL YYY」
- Loren Connors & Jim O'Rourke「Are You Going To Stop... In Bern?」
- CARLOS NINO & FRIENDS「MORE ENERGY FIELDS CURRENT」
- SUNN O)))「PYROCLASTS」
- MIGUEL HIROSHI「ONIRIKO ORINOKO」
- Melvins「Lysol」
- Swans「To Be Kind」
- 砂原良徳「Crossover」
- 砂原良徳「Take Off And Landing」
- 砂原良徳「LOVEBEAT」
- SUNN O)))「LIFE METAL」
- Sunn O)))「00 Void」
- Scott Walker + Sunn O)))「Soused」
- PITA「GET IN」
- Makaya McCraven「Universal Beings」(VINYL)
- Ben Vida「Reducing The Tempo To Zero」
- Charisma.com「not not me」
- Iancu Dumitrescu「Pierres Sacrées / Hazard And Tectonics」
- The Dead C「Harsh '70s Reality」
- SLINT「SPIDERLAND」
- No-Neck Blues Band「Letters From The Earth」
- The No-Neck Blues Band And Embryo「Embryonnck」
- No-Neck Blues Band「Intonomancy」
- GLENN BRANCA「THE ASCENSION」
- DEVO「Q:Are We Not Men? A:We Are Devo!」
- タイラー・ザ・クリエイター「IGOR」
- タイラー・ザ・クリエイター「Flower Boy」
- SOLANGE BORGES「BOM DIA UNIVERSO」
- ERICA POMERANC「YOU USED TO THINK」
- MARGO GURYAN「TAKE A PICTURE」
- Bendik Giske「Cracks」
- Peter Ivers「Terminal Love」
- Harmonia & Eno `76「Tracks and Traces」
- Ground Zero「Revolutionary Peking Opera」
- ニイマリコ「The Parallax View」
- Placebo「PLACEBO LIVE 1971」(VINYL)
- BENOIT WIDEMANN「TSUNAMI」(VINYL)
- 高柳昌行&阿部薫「STATION ‘70」(VINYL)
- hikaru yamada and the librarians「genre music → genre music」(CD)
- Pharoah Sanders「Pharoah」(VINYL)
- 小杉武久「New York, August 14, 1991」(VINYL)
- François J. Bonnet & Stephen F. O'Malley「Cylene Suisse redux」(VINYL)
- Crooked Oak「From Little Acorns Grow」(VINYL)
- Algy Lord Gray「Bertie」(VINYL)
- MOURNING PHASE「MOURNING PHASE」(VINYL)
- Felix Hess「Palenque」(CD)
- Mono Fontana「cribas」(VINYL)
- CAN「Future Days」(VINYL)
- Pauline Oliveros「Deep Listening」(LPVINYL
- Felix Hess「Frog Night」(CD)
- Felix Hess「Australian Frog 2」(CD)
- Faust「Faust 1971-1974」(VINYL BOX SET)
*1:VI(2/20)の紅月もすごかった……!
2020年 〜総合チャート〜
暮れの元気なご挨拶
- BABYMETAL 「<METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN EXTRA SHOW LEGEND – METAL GALAXY> DAY-2」(2020/1/26) at 幕張メッセ
- BABYMETAL「LEGEND - S - BAPTISM XX - (LIVE AT HIROSHIMA GREEN ARENA)」
- BABYMETAL「LIVE AT TOKYO DOME」
- BABYMETAL 「<LV FES.>BABYMETAL ARISES - BEYOND THE MOON - LEGEND - M -」(2020/8/3) at 109シネマズ二子玉川
- ドラマ版「ファーゴ」シーズン1〜3
- Veronique Chalot「A L'Entrée Du Temps Clair」
- Antonio Loureiro「Livre」
- V.A.「THE GOUP -THE NOUP GORGE REMIXES-」
- BABYMETAL「10 BABYMETAL YEARS(VINYL)」
- 劉慈欣「三体」
- 武田玲奈
【1】BABYMETAL 「<METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN EXTRA SHOW LEGEND – METAL GALAXY> DAY-2」(2020/1/26) at 幕張メッセ
2019年グラストンベリーのステージをYoutubeで見すぎて高まり過ぎた故の単騎モッシュッシュピット乗り込み。グラストンベリーでも涙なくしては見れない「KARATE」から「PA PA YA」「Arkadia」など名曲(全部いい曲ですが)の雨あられで、「メギツネ」(DAY-1で披露)以外聴きたかった曲がほぼほぼ聴けて大満足。バックの超巨大スクリーンの没入感含めて最高の初ライブでした。完全に厄落とし(後厄)。待ってろ武道館。
【2】BABYMETAL「LEGEND - S - BAPTISM XX - (LIVE AT HIROSHIMA GREEN ARENA)」
全10位中半数を制したBABYMETAL関連。追いかけ(散財し)まくった過去作で特に感動したSU-METAL生誕祭 at 広島グリーンアリーナが2位をゲット。YUIちゃん不在(そもそも自分にとっては最初から不在)の中、その不在の穴を埋めない演出で響くMETA太郎のシンガロングで号泣。何度か書いていますがこのエネルギーの集中と発散具合、過去の体験で一番近いのは(まだ歌舞伎町にあった)新宿リキッドルームのボアダムス。SU-METAL=山塚アイ説。このライブが今のところBABYMETAL史上、No.1のライブパフォーマンスだと思っています。そしてセットでかすぎ。
「LEGEND - S - BAPTISM XX - 」 (LIVE AT HIROSHIMA GREEN ARENA) [Blu-ray]
- 発売日: 2018/08/01
- メディア: Blu-ray
【3】BABYMETAL「LIVE AT TOKYO DOME」
セットでかすぎ。
LIVE AT TOKYO DOME (通常盤)[Blu-ray]
- 発売日: 2017/04/12
- メディア: Blu-ray
【4】BABYMETAL 2020/8/3 「<LV FES.>BABYMETAL ARISES - BEYOND THE MOON - LEGEND - M -」 at 109シネマズ二子玉川
ちょうどハマりはじめた時期にTHE ONE限定リリースされていて、タッチの差で買い逃した映像を用いたフィルムショーにMOAバンギャー聞きたさに参戦。幕張で最も記憶に残ったMOA様の土下座強要タイムを反芻しながら、SU様推しかMOA様推しかを自分自身に問い続ける日々です。
【5】ドラマ版「ファーゴ」シーズン1〜3
NetflixのUXがヤバすぎて「孤独のグルメ」をシーズン1から8まで見まくる日々を過ごしたのちの海外ドラマデビュー。コーエン兄弟の「ファーゴ」を高校生のとき映画館で3回見て3度泣いた私ですが、2014年〜のドラマ版かなり驚きました。映画のコンセプトやテーマを忠実に引き継ぎながらオリジナルなストーリーに落としている誠実さに脱帽。かつ映画で私が泣いたニュアンスみたいなものもトレースされており非常に感動しました。シーズン4、はよ。
【6】Veronique Chalot「A L'Entrée Du Temps Clair」
昨年天啓を受けて購ったヴァシュティ・バニヤンが呼び水となり、突如訪れたアシッド・フォーク欲で一番くらった1枚。フレンチでケルティック・フォークロアでイタリアOnlyリリースという謎度ですがその筋では有名盤の様子。プログレにハマった時もフォークは避けて来ましたが、ミニマルかつスピリチャルで今年見た映画「ミッドサマー」や別口で盛り上がった北欧ブラックメタルにも一脈通じるペイガン具合に轟沈。年明けにアシッドフォーク幻盤再発が何枚か届くのでこのへんは継続ブームの予定DEATH。
【7】Antonio Loureiro「Livre」
今年はSNSで発見→からのサブスクで検索(このリードタイムの短さヤバい)、で昨年までよりかなり沢山の新しい音楽(と知ってるようで聴いてなかった音楽)に出会いました。その中でも白眉な2018年作でかなりの衝撃。「ある程度音楽を聞いた人は南米に行く」という持論があり、自分はそんなに聴いてないのでまだ南米には行ってない気でいましたが、エルザ・ソアレスやアルトゥール・ヴェロカイなど含めて、やっぱり南米、懐の深さを感じた1年でした。
- アーティスト:Antonio Loureiro,アントニオ・ロウレイロ
- 発売日: 2018/10/20
- メディア: CD
【8】V.A.「THE GOUP -THE NOUP GORGE REMIXES-」
岡山の3ピースバンドTHE NOUPのリミックス(GORGEの)盤に石井タカアキラグループで参加しました。長らくレパートリーがTony Conrad with Faustのカバーしかなく、ライブ音源しか発表していなかった我々ですが、新たにギター竹田くんを迎えて初のスタジオ録音作と相成りました。ずっとやりたかった「不屈の民」をこういう形で出せて感無量、かつ好きな70年代の音が全部いっぺんになったようなスペース・サイケ・ジューゲイズ・ゴルジェでタカアキラ大満足です。
【9】BABYMETAL「10 BABYMETAL YEARS(VINYL)」
ベビメタの、ベスト盤を、ヴァイナルで聴く、42歳の冬。
【Amazon.co.jp限定】「10 BABYMETAL YEARS」(アナログ盤)【「10 BABYMETAL YEARS」チケットファイル付き】 [Analog]
- アーティスト:BABYMETAL
- 発売日: 2020/12/23
- メディア: LP Record
【11】武田玲奈
驚き桃の木21世紀。唐突に新世代を感じました。
Twitterでも書いたのですけど、オウム事件から始まる20年ていうのがあったと思っていて、その中に9.11とか小泉政権とかとかも全てあって、それを引き継ぐ形で3.11の震災と原発事故があって、今のコロナはそこからの20年の中にある感じがとてもしています。decadeでなくtwo decadesって感じで。途中参加のベイビーちゃん達も沢山いると思いますが、歴史に学ぶ姿勢でnext decadeに向けて備えましょう。
その他2020年の諸々DEATH
【BABYMETAL】
- BABYMETAL「LIVE AT BUDOKAN」
- BABYMETAL「LEGEND - METAL GALAXY - THE ONE LIMITED EDITION -」
- BABYMETAL「METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN」
- BABYMETAL「METAL RESISTANCE EPISODE VII - APOCRYPHA - THE CHOSEN SEVEN」
【本】
- 押井守「誰も語らなかったジブリを語ろう」
- 石井妙子「女帝 小池百合子」
- 平庫ワカ「マイ・ブロークン・マリコ」
- ソシオメディア株式会社 (著), 上野 学 (著, 監修), 藤井 幸多 (著)「オブジェクト指向UIデザイン──使いやすいソフトウェアの原理」
- 武田一義「ペリリュー(8)(9)」
- 田中康弘「山怪」
- 佐藤哲也「シンドローム」
- 埴谷雄高・北杜夫「さびしい文学者の時代」
- 埴谷雄高・北杜夫「難解人間 vs 躁鬱人間」
- 江國香織「去年の雪」
- ウンベルト・エーコ「完全言語の探求」
- リュック・フェラーリ「センチメンタル・テールズ」
- 井出幸男「宮本常一と土佐源氏の真実」
- 中谷礼仁「未来のコミューン」
- ウンベルト・エーコ/ジャン=クロード・カリエール「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」
- 太田良典(著), 伊原力也(著)「デザイニングWebアクセシビリティ - アクセシブルな設計やコンテンツ制作のアプローチ」
- 自由爵士音盤取調掛・編「日本フリージャズ・レコード図説」
- 別冊ele-king カン大全 - 永遠の未来派 -
- ルース・キンナ「アナキズムの歴史」
【GORGE】
【音楽】
2019年 〜総合〜
遅ればせながらの2019年チャートをドロップ。
4月に有給消化1ヶ月のバケーションを経て、5月より新しい職場での仕事をスタートいたしました。
ずっと広告・プロモーションまわりの制作側にいたので、Eコマースの事業会社でのUIUX業務はなかなかチャレンジではありますが、日々成長痛を感じつつも新しいスキルの獲得を楽しんでおります。
10月12日には台風19号(ハギビス)による避難指示(緊急)を受け初めての避難所体験をしました。
oneinchpunch.hatenablog.com
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
- BABYMETAL at Glastonbury 2019
- Solange「WHEN I GET HOME」
- 友川カズキ at 曼荼羅独演会
- Elza Soares「Deus E Mulher」
- イ・チャンドン「バーニング 劇場版」
- 栗原康「村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝」
- 黒川創「鶴見俊輔伝」
- ルカ・グァダニーノ「サスペリア」
- トッド・フィリップス「JORKER」
- MiKiNA EMPiRE
- 金城ゆき
【1】いままでスルーし続けて来ましたが、鞘師METAL誕生から遅れてきた大ブーム到来。グラストンベリーのステージをYoutubeで見ては涙する日々。
BABYMETAL Karate at Glastonbury 2019
【2】なんとなく2019年はモダンR&Bを聴く割合が高かった気がします(気分?)。ラファエル・サディーク「Jimmy Lee」やジョーダン・ラケイ「Origin」など良く聴きましたが、その中でも圧倒的な存在感。ライブパフォーマンスなど見るとオリジナリティーがあり過ぎて畏怖します。
Solange - "F.U.B.U" | Live at Sydney Opera House
【3】高校生の時NHK-BSのフォーク大全的な番組でなみなみと注がれた水割りを飲みながら秋田訛りで叫ぶオリジナルパンクスな佇まいにやられて以来、20云年の念願叶って初めて生で見た友川カズキ。またひとつ過去に落とし前をつけることができました。
【4】齢80を超えるブラジル音楽界の女帝。圧倒的な声の存在感もさることながら、チャレンジングなメロディーとアレンジもめちゃめちゃ聴かせる名盤。すごいです。
Elza Soares - Dentro De Cada Um (Lyric Video Oficial)
【5】2019年いちばんの拾い物。フィッツジェラルドと春樹をマッシュアップしたような文芸傑作。
【6】読書量が減り続ける昨今ですが、2019年の数少ない読書体験の中で一番読後感が良かったです。若干講談調のブログ文体(褒めています)でユーモアを持って読ませる評伝。一気読みできます。
- 作者:栗原 康
- 発売日: 2016/03/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
【7】没後4年、鶴見俊輔の人生を丁寧に追った評伝。いままで断片的に目にしてきた作品やエピソードが一続きの物語として読めることで、ある種の親近感を持って再度捉え直すことができました。
【8】観てる最中は割と笑っていましたが、町山解説を聞くと非常に広範なネタが幾重にも織り込まれていて、その全てが映画のコンセプトと物語の推進に寄与しているので関心してしまった傑作。ただ観ただけだと絶対分からないところで評価が分かれるか。
町山智浩の映画ムダ話113後編 ルカ・グァダニーノ監督『サスペリア』(2018年)。魔女狩りとユダヤ迫害、ベルリンの壁、ギンズブルグとベンヤミン、魔女と天使、クインシーの「嘆息の聖母」……..。
【9】噂通りのホアキン・フェニックスに納得の快作。
【10】もの凄い才能が突然視界に飛び込んできた驚き。ちなみにEMPiREの曲は聞いたことがありません。
【11】2019年No.1インスタアカウントこと金城ゆきさんが堂々のチャートイン。
はじめての避難記
令和元年10月に襲来した台風19号で避難指示を受けた際の思い出です。
- 朝から避難勧告レベル4のアラーム
- 市のHPでハザードマップ確認「家屋倒壊等氾濫想定地域」という一番ヤバそうなエリアに自宅がギリギリ入っていることが発覚
- ワイフ実家が近いのでワイフと義母が何度かやり取り、台風ピーク前に判断しようということに
- ワイフが避難準備進め1Fの荷物を上階にあげるなど作業
- 17時頃?多摩川の水位がヤバそうなので避難することに決める
- 一番近い避難所は家から徒歩1分で同じ浸水地域なので少し離れた小学校に向かう
- 小学校に着くと結構人が来ている様子、特別教室棟の2、3Fが開放されているとのこと
- 入り口で世帯ごとに避難者台帳?みたいなのを書く
- ウチは環境学習室?みたいな教室に入りましたが、プライバシー重視系の人は廊下の奥まったところとか、それぞれ思い思いの場所にシートを敷いて腰をおろす
- 意外と独りの人も多い、あとお年寄りと子ども連れ
- 19時くらい?避難勧告が避難指示(緊急)が出たので来といてよかったねとなる
- 毛布配布のアナウンス、避難者の中からお手伝いを募る
- 他にも書いてる人がいましたが食料の配布はありません
- 子どもと持ってきたパンをひたすらかじる、ワイフがサーモスで持ってきたお湯でコーンスープ
- 子のテンションがこの辺でMAXに
- 22時消灯予定のアナウンス
- 21時くらいから歯を磨いたりして徐々に就寝体制に
- 22時消灯、私がいた教室の電気を上のチビが消す
- 床が硬いのとスペースが狭いのと家が気になるので全然寝れず0時ころまでひたすらTwitterを眺めてすごす
- 雨風がおさまり、寝れないのと、やっぱりちょっと家が気になるので帰宅しようとするも市の方から「避難指示が解除されていないので……」と言われる。まさに東京側は氾濫していたので当然といえば当然か
- 外出許可をもらい自分だけ自宅の様子を見に行く
- 自宅に着き、水も来てないし停電断水もないことを確認し避難所に戻る
- 市の方も交代で仮眠とりながら詰めてくれてる風、お疲れさまです
- 家が大丈夫なので安心したのか、戻って6時くらいまで寝る
- 6時過ぎくらいに避難所開放のアナウンス、5〜6時くらいの間で半分以上の人が帰ってた感じ
- 毛布の回収を手伝ってくれる人を募るアナウンス
- 下のチビが起きたタイミングで荷物持って帰宅
イメージしていたよりもっと場所が提供されるだけで行けば何とかなるというものでもないので、正直色々準備していった方が快適に過ごせます。山とかフェスとかアウトドアグッズ持ってる人も多かった。
これも書いてる人たくさんいそうですが、やっぱりパーソナルスペースが異常に狭いので人によるとは思いますが一晩でもそれなりにストレスです。帰ってきてめちゃくちゃ寝ました。これが数日におよんだらと思うと……
あとあれですね、避難しようか逡巡してるときにNHKずっとつけといたらめちゃくちゃ怖くなってきて「こら逃げなあかん」となったので正常化バイアス対策?それなりに効いているのでは、と。ただ今回のでちょっと慣れちゃった人もいるかも。
以上です、編集長!